コロニアル屋根とは?その特徴とメリット、デメリットをご紹介
2023/10/25屋根材には多くの種類があるため、家のデザインや機能性、耐久性などさまざまな要素を考慮して決める必要があります。
中でも「コロニアル屋根」は、多くの日本の家で採用されている屋根材の一つです。
そこで今回は、コロニアル屋根の特徴やメリット、デメリットについて解説します。
□コロニアル屋根とは?
1.コロニアル屋根とは
「コロニアル」とは、1961年に屋根材のトップメーカー、クボタ(現ケイミュー)が発売したスレートの商標名です。
このスレートの市場シェアが高かったため、コロニアルといえばスレートのことを指すようになりました。
スレートとは、セメントと繊維質の素材を主原料とし、練り混ぜた生地を薄板状に成形・加圧して製造されたものです。
表面に塗装を施すことで、防水性や耐久性を持たせています。
そんなコロニアル屋根は、現在新築物件における使用比率は約30%と、市場に広く普及している屋根材です。
2.耐用年数
コロニアルの耐用年数は20年前後とされています。
しかし、塗装を定期的に行うことで、30年以上の耐用年数を持つ製品も存在します。
□コロニアル屋根のメリット、デメリットをご紹介!
ここまで、コロニアル屋根について解説しました。
それでは、そんなコロニアル屋根のメリット、デメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。
*コロニアル屋根のメリット
1.価格が安い
他の屋根材と比べて、コロニアル屋根は価格が安いです。
2.軽量
地震が多い日本では、倒壊のリスクを避けるために軽量なコロニアル屋根が選ばれやすいです。
3.デザイン性
豊富なカラーバリエーションがあり、住宅のデザイン性を高めることができます。
4.工期短縮
コロニアル屋根は加工しやすいため、工期を短くできるメリットがあります。
*コロニアル屋根のデメリット
1.ひび割れやすい
他の屋根材と比べて、コロニアル屋根はひび割れを起こしやすいです。
2.断熱性が低い
屋根材が薄いため、断熱性が低く、寒冷地ではおすすめできません。
3.汚れやすい
表面の凹凸が原因で、水が溜まりやすく、カビやコケが発生しやすいです。
□まとめ
コロニアル屋根は、その特徴やメリット、デメリットを理解した上で選択することが重要です。
価格やデザイン性、軽量性などのメリットがある一方で、ひび割れや断熱性の問題などのデメリットも考慮する必要があります。
適切なメンテナンスを行うことで、コロニアル屋根の長所を最大限に活かすことができます。
当社は、高知市周辺で外壁塗装・屋根塗装・防水工事を行う会社です。
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