外壁塗装に不向きな時期は?6月~8月と12月~2月のリスクと対策
2025/06/17家の顔とも言える外壁。
いつまでも美しく、そして安全に暮らすためには、定期的なメンテナンスが欠かせません。
その中でも、外壁塗装は大きな役割を担います。
しかし、いつ塗装するのがベストなのか、迷う方も多いのではないでしょうか。
実は、外壁塗装には向かない時期があるのです。
適切な時期を選ばないと、仕上がりの悪さや、思わぬトラブルにつながる可能性も。
今回は、外壁塗装にふさわしくない時期とその理由、そしてリスク軽減のための対策についてご紹介します。
外壁塗装にふさわしくない月
6月~8月のリスク
6月~8月は梅雨や高温多湿な時期が重なります。
このため、塗料の乾燥不良が起きやすく、塗膜に気泡や剥がれが発生するリスクが高まります。
また、長雨による作業中断も頻発し、工期が延びる可能性も。
さらに、作業者にとって厳しい暑さや湿気は、熱中症などの健康リスクも引き起こしかねません。
しっかりとした乾燥が得られないと、塗料の本来の性能が発揮されず、耐久性が低下する可能性もあるでしょう。
12月~2月のリスク
12月~2月は気温が低く、塗料の乾燥が非常に遅くなります。
最悪の場合、塗料が凍結し、塗膜にひび割れや剥がれが生じる可能性も。
また、日照時間が短いため作業時間が限られ、工期が長引くことも予想されます。
低い気温は作業効率の低下にも繋がり、作業者の健康面への配慮も必要です。
外壁塗装時期のリスクと対策
梅雨時期の塗装リスク
梅雨時期は高湿度と長雨が塗装の敵です。
塗料が十分に乾燥せず、塗膜に不具合が生じやすくなります。
また、作業が中断される日も多く、工期が大幅に遅れる可能性も。
対策としては、天候の良い日を厳選し、乾燥時間を十分に確保することが重要です。
さらに、通気性の良い塗料を選択することで、乾燥不良のリスクを軽減できます。
真夏の塗装リスク
真夏は高温により塗料が急速に乾燥し、表面だけが固まって内部が未乾燥のままになる可能性があります。
これにより、ひび割れや剥がれが発生するリスクが大きくなります。
また、作業者の熱中症リスクも無視できません。
対策として、日陰での作業や、早朝・夕方の涼しい時間帯に作業を集中させることが有効です。
塗料の種類も、高温下でも適切に乾燥するものを選ぶべきです。
真冬時期の塗装リスク
真冬は低温により塗料が乾燥しにくく、塗膜の硬化が不十分になる可能性があります。
最悪の場合、塗料が凍結し、塗膜にダメージを与えてしまうことも。
また、気温が低いため作業効率も低下します。
対策としては、5度以上の気温の日を選んで作業を行うことが大切です。
適切な下地処理や、低温でも硬化しやすい塗料を選択することも重要です。
適切な時期の選び方
外壁塗装のベストシーズンは、気温と湿度が安定し、雨が少ない春(3~5月)と秋(9~11月)です。
しかし、これらの時期は塗装会社の予約が取りにくい繁忙期でもあります。
一方、夏や冬は閑散期のため予約が取りやすい反面、天候に左右されやすく、工期が延びる可能性があります。
自分の状況と相談し、塗装会社と綿密に相談しながら最適な時期を選びましょう。
まとめ
外壁塗装は、天候に大きく左右される作業です。
梅雨や真夏、真冬は、塗料の乾燥不良や作業効率の低下、健康リスクなど、様々な問題を引き起こす可能性があります。
これらの時期を避けて、春や秋に塗装を行うのが理想的ですが、状況に応じて夏や冬を選ぶことも可能です。
その場合は、経験豊富な塗装会社を選び、適切な対策を講じることでリスクを軽減できます。
塗装会社選びと時期選びを慎重に行い、美しい仕上がりと建物の長寿命化を目指しましょう。
高知市で外壁や屋根の塗装をお考えなら、地域密着の当社にお任せください。
無料でお見積もりいたしますので、お気軽にお問い合わせください。